風俗所沢戦慄の隔離部屋

  • 投稿者 : フクハラ大将☆
  • 2013年11月26日 7:54 PM

パワーボートは全員がもっているけれど、入江を離れたことなどないように見える。老人のなかにはたまに埠頭で釣り糸を垂れている人がいるが、彼らとて魚を釣っているわけではない。地元の人間が靴を脱ぐのは見たことがない・足に水かきがついているからかもしれない。彼らが遠い星雲からやってきた斥候部隊だからかもしれない。長く寒い夜、凍りつくような風が冬支度をした家のまわりでうなりをあげて吹きすさんでいるとき、彼らはビーチに出てピックアップ・トラックをドルイード教の決まった模様みたいな形に配置し、遠く離れた星雲に信号を送っているのかもしれない。そこでは、〈ビッグ・ヤンク〉のオーバーオールに身を包んだ何十億という地元の人間たちが、軟弱でたわいない夏の観光客どもを地球から追い払ってくれという信号を待ちながら、それぞれのチェーンソーにまたがって宇宙の彼方へ出撃の準備をしているのだろう。街に建っているがたがたのビルを、デリヘルマニアの一族は大よろこびで賃貸にまわした。所沢 風俗はきちんと金を払いさえすれば、相手は誰でもよかった。スーパーマーケットの隣にはフィンクのドラッグストアがあった。フィンクは腰の曲がった皮肉屋のじじいで、冬の間は薬局を三軒やっているが、夏になると雑貨を並べた棚の陰に身をひそめ、ビキニのティーンエイジャーを盗み見して毎日を送るのだった。そして、薬の処方係にやとわれるのはドラッグで頭をぽうっとさせた薬学部の学生だったものだから、テトラサイクリンを買いにきた客がツイナールをつかまされるなんてことはしょっちゅうだった。

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